ごはんマメ知識・こんなの知ってる?

Vol.9マイ・ブレンドで楽しむ
毎日の食事の用意は、悩みの種という方も多いと思います。お米を炊くこと一つでも、楽しい気分になれば、毎日の食事が待ち遠しくなるのではないでしょうか。
今回は「楽しい食事」になるお話について採り上げてみました。
たった3回・6時間?
三度の食事を手作りして、きちんと取ることの大切さを充分に理解していても、毎食を作るというのは、結構な労力になり、大変なことです。出された食事を食べるだけの人には、それが分かってもらえないものですから、つい、ため息が出てしまう人も多いのではないでしょうか。
食事を作るというのは、「たった3回」と簡単に言えるようなことではありません。1回の食事の準備から食べ終わって片付けるまでの時間を考えると、準備に1時間、食事と片付けで1時間。大まかに見積もって2時間を費やすことになります。朝夕や休日などでは、かける時間に差があるものの、単純に計算すると1日6時間にもなります。これに買い物の時間を加えると、一日の大半を食事関係で追われてしまうことになります。
気分転換しましょう
食は生命の源とは言え、こういった毎日の作業が時に、面倒になったり、辛くなってしまうことがあっても仕方ないことだと思います。
「仕方なくやっているのよ」そんな声が聞こえてきそうですが、そうであるにしろ、大変な時間を費やすのですから、なんとか気分を変えて楽しめる部分を作っていきたいものです。たとえば、食器や盛り付けに凝ってみるというのもひとつの方法かもしれませんが、もっと簡単で誰にでもできるものがあります。それは、基本の主食の部分を少しアレンジしてみる方法です。主食の中でも「お米」のアレンジが失敗なく、意外に楽しい作業になります。
普通を変える
まず、空き瓶を数個用意します。入っていたものの臭いが残らないように洗浄し、その中に、玄米、押し麦、古代米など好きなものをそれぞれ入れます。そして、ご飯を炊く度に、スプーンですくって白米に加えて混ぜるだけです。すでに雑穀米を日常的に加えている方は、市販のブレンドではなく、オリジナルブレンドが作れるように1種類ずつに分けたり、種類を増やすことをおすすめします。
こんな簡単なことで楽しめるのか疑問に思われるかもしれませんが、日常に変化を求める時は、まず、一番日常的な普通のことに少しの変化をつけることから始めてみるといいですね。
曜日によって、ブレンドを変えたりするうちに、自分や家族の好みのブレンドが分かったり、しっくり合うおかずが分かったりと、発見があるものです。そしてその発見が小さな歓びを与えてくれるようになります。
ブレンドする楽しさ
歓びがあると、欲も出てきます。使用頻度に合わせた量が入る容器を揃えたくなるかもしれません。 瓶にペイントしたり、キャニスターを購入してもいいでしょう。かわいい容器が並ぶとワクワクするのは、 女性ならでは、かもしれません。 毎日仕方なく、繰り替えしていた「炊飯」という作業でも、工夫で刺激を得ることができるようになるものです。
この「自家製ブレンドご飯」の延長上に、混ぜご飯があります。たとえば、茹でた青菜を加えるだけという シンプルなものから始めて、そこにジャコを加えたりと、組み合わせは際限なく広がっていきます。 幼い頃ママゴト遊びで、砂ご飯に花びらを混ぜた経験は誰にでもあるでしょう。あの時を思い出しみてください。ブレンドするという行為が楽しさに導いてくれるようになるでしょう。
マイ・ブレンドでお祝いご飯
時は、秋。方々から収穫祭の話題が届きます。祝い事には赤飯がつきものですが、以前、パキスタンの方にごちそうになったお祝いのご飯は、レーズン入りの鮮やかなオレンジ色でした。祝いを彩る色というのは、大切な要素なのかもしれませんが、日本の赤飯の起源は、古代米の「赤米」にあります。昔は、白いお米がなく、赤米、黒米を食べていたので、収穫祭で神に捧げたご飯が色付きなのは、当たり前のことだったのです。その名残で、豆で染めた赤飯ができたのですが、実は、色だけでなく味もよく似ています。
そこで、どこかの収穫祭に便乗して、古代米ブレンドで赤飯のルーツを味わってみてはいかがでしょう。簡単にお祝いご飯ができあがり、古代に思いを馳せれば、ちょっとしたワクワク気分になれますよ。


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